一つ前の記事でPCの組み立てまでをまとめました。次はPCを日常的に使用できるようにOS、ドライバ、使うソフトウェアをインストールすることになります! でも一体なにが必要なんの? ということでまずはインストールのための事前準備をまとめます。 がんばりゅ!
どんなふうにPCを使おうかな?
今回はゲームやその配信ができるようにしてみます。やりたいことが増えたらそのときにソフトウェアを追加して機能を充実させていきます。
どんなソフトがいるのかな?
導入する主なソフトウェアをまとめます。
OS
- Microsoft Windows 10 Pro Creators Update
2017年5月時点のWindows 10 Proの最新版。
- Microsoft Windows 10 Pro Creators Update
ドライバ、ユーティリティ
- CPU・M/B
- CPU
- Chipset
- オーディオ
- CPUのGPU
- MEM
特になし。 - GPU
- ドライバ
- ユーティリティ
- SSD
RAIDを構築するが、マザーボードの機能で実現するため、SSDとしては特になし。 - 周辺機器
- キーボード
- マウス
- ヘッドセット
- PWR・Case
特になし。
- CPU・M/B
アクセサリ・ユーティリティソフト
- ゲーム!
何をしたらいいのかな?
まずは作業全体の計画を立ててみます。
- 事前準備
- M/BのBIOSバージョン確認とアップデート
- BIOS設定
- SSD RAID構築
- インストールするソフトウェア準備
- OSインストールメディア(USBメモリ)作成
- OSインストールに必要なドライバ準備
- 添付メディアのイメージ化
- 導入ソフトウェアの確認と準備
- インストール・設定
- OS: Windows 10 Pro Creators Update
- ハードウェア系ドライバ・ユーティリティ
- 便利なツール類
- Steam
- 動作確認・問題の把握
ざっとこんな感じでしょうか。この記事では1. 事前準備についてまとめます。2.以降の作業は次の記事でまとめます。
さあ、事前準備を始めよう (by 空)
1. M/BのBIOSバージョン確認とアップデート
M/BのBIOSバージョンが最新であるか確認しておきます。結構な頻度で機能追加や不具合修正がかかっているのでやっておいて損はありません。ASUS ROG STRIX H270F GAMINGではネットワーク接続されていればUEFI単体でBIOSアップデートができるので、この機能を使ってアップデートしてみます。
購入時のバージョン | 最新バージョン(2017年5月) |
---|---|
Revision 0305 | Revision 0607 |
アップデート内容はASUSのサポートページによると”Complete support for Intel® Optane Memory”で、Intel Optane Memoryの完全サポートだそうです。私の環境では影響なさそうですが、最新にしておくことにします。
手順は、マニュアル 3-40ページ「3.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility - インターネットを使用してUEFI BIOSを更新する手順」に記載があります。私が実施した手順は以下のとおりです。
- PCの電源を入れる。このとき、PCがインターネットアクセスするルータに接続できるよう、ネットワークケーブルを接続しておく。
- UEFI BIOS画面で画面下部に表示される「Advanced Mode(F7)」をクリックする。
- 「Tools」→「ASUS EZ Flash 3 Utility」をクリックする。
- 「via Internet」をクリックする。
- 「DHCP」をクリックする。
- 画面に従い、BIOSをアップデートする。
- 「BIOS is updataing. Do not shut down or reset the system to prevent system bootup failure.」というメッセージが表示されるので、待つ。
- 再起動したらUEFI BIOSのバージョンを確認する。意図したバージョンになっていれば完了。
BIOSアップデート用のメディア作成や、OSを導入しなくてもいいので、昔に比べるとBIOSアップデートがとっても簡単になりましたね。今後もこの手でUEFI BIOSバージョンアップをしようと思います。
追記(2017年7月25日):
なお、2017年7月25日時点ではBIOSの最新バージョンはRevision 0809になっています。内容は、下記のようになっています。なにやら改良されているようなので、アップデートしておきました。
- Update RC code to 1.8
- Update CPU Microcode
- Improve system compatibility, stability and performance
なお、本日時点ではBIOSの EZ Flash Updateのインターネット経由での更新機能では最新版が認識できず、アップデートできなかったため、ASUSのサポートサイトから更新用ファイルをダウンロード、Cドライブ直下にファイルを展開、BIOSのEZ Flash Updateのファイルでの更新機能を使ってアップデートしました。
アップデート後はBIOS設定値がある程度初期化されるため、Windowsが起動できなくなりました。そこで下記2. BIOS設定で記載の通り設定し直したところ、Windowsが起動できるようになりました。
2. BIOS設定
BIOS設定を変更しておきます。ここでは変更した項目のみまとめておきます。変更後はPCを再起動するんですが、ASUS ROG STRIX H270F GAMINGのBIOSでは変更した項目を列挙してくれるんですね。とっても便利です。
設定項目 | 設定値 | 既定値 |
---|---|---|
Intel Virutalization Technology | Enabled | Disabled |
VT-d | Enabled | Disabled |
Hyper kit Mode | Enabled | Disabled |
SATA Mode Selection | Intel RST Premium With Intel Optana System Acceleration(RAID) |
AHCI |
M.2_1 PCIE Storage RAID Support | RST Controlled | Not RST Controlled |
M.2_2 PCIE Storage RAID Support | RST Controlled | Not RST Controlled |
Setup Mode | Advanced Mode | EZ Mode |
Launch CSM | Disabled | Enabled |
3. SSD RAID構築
OSインストール領域はM.2 SSD 2台をRAID 0として構築します。UEFIの設定と、RAIDの構築を実行します。
手順は、マニュアル 4-2ページ以降「4.1.2 SATAストレージデバイスを取り付ける」「4.1.3 UEFI BIOS Utililty上でRAIDの設定をする - RAIDボリュームを作成する」に記載があります。私が実施した手順は以下のとおりです。
- PCの電源を入れる。
- 「Advanced」→「Intel(R) Rapid Storage Technology」をクリックする。
- 「Create RAID Volume」をクリックする。
- 設定項目を指定する。設定値はIntel Rapid Storage Technology 設定値表参照。
- 「Create Volume」をクリックする。
- RAIDボリュームが作成されるまで待つ。
- PCを再起動する。
- 「Advanced」→「Intel(R) Rapid Storage Technology」をクリックし、RAIDボリュームが作成されていることを確認する。
Intel Rapid Storage Technology 設定値表
設定項目 | 設定値 | 既定値 |
---|---|---|
Name | Win10Pro | Volume1 |
RAID Level | RAID0(Stripe) | RAID0(Stripe) |
PCIe 1.0, ADATA SX8000NP 2Hnnnnnnnnnn(*1), 238.4GB | x | (空欄) |
PCIe 2.0, ADATA SX8000NP 2Hnnnnnnnnnn(*1), 238.4GB | x | (空欄) |
Strip Size | 16KB | 16KB |
Capacity(MB): | <*2 忘れました> | 0 |
*1 ADATAのnnnnnnnnnnはディスクのシリアルナンバーのため伏せた。
*2 Capacity欄の指定値は自動で表示されたような気がします。痛恨の記録取り忘れ。Orz
4. インストールするソフトウェア準備
1. OSインストールメディア(USBメモリ)作成
イチから、いいえ、ゼロからインストールするんだから(by レムりん)、最新バージョンをクリーンインストールしたいと思います。そのほうがアップデートするよりも安定する気がしますので。
購入したWindows 10 Proは一つ前のバージョンであるWindows 10 Pro Anniversary Updateのようでしたので、既存PCでWindows 10 Pro Creators Update 64bit版をダウンロードし、インストールのために起動できるメディアをUSBメモリを作成します。
具体的な作成方法はWindows10のISOをダウンロードする方法、インストールDVD/USBを作成する方法 - ぼくんちのTV 別館が詳しいです。この記事の手順でUSBに起動メディアを作成しました。
2. OSインストールに必要なドライバ準備
RAID 0で構築したディスクはWindows 10 Pro Creators Updateの起動用インストール媒体では認識できないので、あらかじめドライバを準備しておきます。このとこはマニュアルでは4-10ページ以降「4.2.1 Windows OSインストール時にRAIDドライバーをインストールする」に記述があります。
マザーボード添付のDVDを確認すると \Drivers\RAID\Intel\Driver\64bit 配下に今回使うドライバーがあります。どんなものかを確認すると「The Intel(R) Rapid Storage Technology Installer software includes WiX Toolset 3.5 software」というもののようです。バージョンはiaStorA.sysのプロパティから確認すると「15.2.0.1020」で、2017年5月時点の最新版はIntelのRSTに関するページダウンロード インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST)
を確認すると「15.5.0.1051」でした。OSインストール用64bit版ドライバのf6flpy-x64.zipをダウンロードし、1.で作成した起動用USBメディアに展開しておきます。
3. 添付メディアのイメージ化
M/B、GPUにはドライバ、ユーティリティソフトウェアが収録されたDVDが添付されています。今回作成したPCには光学ドライブ(CD、DVD、ブルーレイなど)は存在しないので、イメージ化してUSBにコピーし、仮想ドライブでマウントして使用します。このため既存PCでDVDリッピングソフトでイメージ化しておきます。
今ではOS標準でイメージ化したISOファイルを仮想ドライブにマウントできるので、特別なソフトウェアを導入しなくてもよく、大変楽になりました。以前はVirtual CloneDriveなどの仮想ドライブを実現するソフトを使っていましたが、今回は導入しないでおきます。
4. 導入ソフトウェアの確認と準備
M/B、GPU添付DVDで提供されるソフトウェアを確認し、最新版があれば入手しておきます。自作PCを組むとき一番面倒なのがこの手順ですね。なんせ正常稼働に必要なドライバ類を自分で全て集めてインストールするんです。最近はコンポーネントがたくさんあって大変複雑です。でもそれが逆にいいっ! (ぇ
アクセサリ・ユーティリティ、ゲームはOSインストール後に順次収集します。これは稼働するPCで情報収集することで、対応するプラットフォームに合わせたバージョンのソフトウェアを収集し安くなるためです。
今のASUSのマザーボード添付DVDにあるインストーラって、インストールするソフトとそのバージョンを一覧で表示してくれるので、確認するのがとても簡単でした。以下、その画面です。
M/Bドライバ
M/Bユーティリティ
M/Bマニュアル
一覧にあるソフトの更新を確認しておきます。更新されたものがあったらダウンロードしておきます。
GPUのインストーラに関する詳細は、ユーザマニュアル183ページに記載があります。
M/Bドライバ
# | ソフト名 | DVD Ver. | 最新 Ver. | 日付 | 適用 | DLリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | インテルチップセットドライバ | 10.1.1.38 | 10.1.1.42 | 2017/01/17 | ○ | Intel |
2 | Realtek Audioドライバ | 6.0.1.7962 | 6.0.1.8090 | 2017/04/27 | ○ | ASUS |
3 | Management Engine Interface | 11.6.0.1026 | 11.6.0.1032 | 2016/09/15 | ○ | Intel |
4 | Intel Rapid Storage Technology | 15.2.0.1020 | 15.5.0.1051 | 2017/04/13 | ○ | Intel |
5 | Intel LANドライバ | 21.1.27.0 | 22.3 | 2017/04/27 | ○ | Intel |
6 | APRP | 1.0.030 | 1.0.030 | 2017/03/08 | ○ | ASUS |
*2 Realtek Audioドライバ
Realtek本家にもありますが、ASUSのM/B対応ソフトであるSonic Studio 3とSonic Radar 3に対するサポートを追加されたものがASUSサポートページにあり、これを使用します。
*3 Management Engine Interface
Intelのサポートページではダウンロード コンシューマー向けインテル®マネジメント・エンジン・ドライバー用インテル®ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング・キット NUC6i3SY, NUC6i5SY, NUC6i7kykととっても長いソフトウェア名になっています。また表記されているバージョンも「11.0.5.1189 (最新) 日付: 2016/03/28」となっていますが、実際にインストールすると「アプリと機能」の画面では11.6.0.1039となり、またドライバのファイルから確認したバージョンは「11.6.0.1032」となっていて大変混乱しました。ダウンロードしたファイル名はConsumer_xxxx.zipとなっている点もあとあとこのファイルが何だったかがわかりにくくしています。インテルさん、もうちょっとわかりやすくしてほしい…
2017年7月になって最新版が登場していますので、機会があれば導入してみたいと思います。
*4 Intel Rapid Storage Technology
2017年7月の最新版はダウンロード インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST)で、バージョン「15.7.0.1014 (最新) 日付: 2017/06/10」となっています。
*5 Intel LANドライバ
2017年7月の最新版はダウンロード インテル®ネットワーク・アダプター・ドライバー Windows® 10で、バージョン「15.7.0.1014 (最新) 日付: 2017/06/10」となっています。これも機会があれば導入してみたいと思います。
*6 APRP
ASUS Product Register Programの略でASUSに対する製品登録用ソフトウェアです。サポートページではV1.03.03というバージョン番号が大きいものもありますが、V1.0.030というバージョンがリリース日が新しいので、そのまま使います。もちろんダウンロードしたものを使ってもいいと思います。なお製品登録が済んだらアンインストールしてもいいかも。
M/Bユーティリティ(インストーラ)
# | ソフト名 | DVD Ver. | 最新 Ver. | 更新日 | 適用 | DLリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Google Chrome Browser | 51.0.2704.103 | - | - | △ | |
2 | ASUS WebStorage | 2.2.9.564 | 2.2.9.564 | 2017/01/04 | ○ | ASUS |
3 | WinZip | 20.0.11659 | 21 | 2016/11/25 | × | WinZip |
4 | ASUS AI Suite3 | 1.01.57 | 1.01.57 | 2017/03/08 | ○ | ASUS |
5 | ROG CPU-Z | 1.77 | 1.79 | 2016/11/21 | × | CPUID |
6 | RAMCache II | 1.01.04 | 1.01.04 | 2017/03/08 | ○ | ASUS |
7 | AURA | 1.04.12 | 1.04.29 | 2017/02/10 | ○ | ASUS |
8 | ASUS ROG Connect Plus | 1.00.35 | 1.00.35 | 2017/03/08 | × | ASUS |
9 | Clone Drive | 1.00.07 | updater 1.07.03 | 2011/05/04 | × | FNet |
10 | DAEMON ToolsPro | V6.2.0.0496 | V8 | 不明 | × | DiscSoft |
11 | GameFirst IV | 1.5.31 | 1.5.31 | ○ | ASUS | |
12 | ASUS EZ installer | 1.03.06 | 1.03.06 | 2017/03/08 | × | ASUS |
13 | ASUS Ai Charger | 1.05.02 | 1.05.02 | 2017/01/04 | ○ | ASUS |
14 | Overwolf | 0.85.199.0 | 1.63.0.0 | 不明 | × | Overwolf |
15 | ノートンセキュリティ | 22.7.0.76 | 22.7.1.32 | 不明 | × | Norton |
*1 Google Chrome
言わずと知れたブラウザですね。M/Bのドライバとユーティリティをインストールし終わったあとにインストールします。Google Chromeは、普通にダウンロードするとシングルユーザー用ネットワークインストール版のインストーラをダウンロードすることになります。マルチユーザ用スタンドアローン版を使いたいので、次のURLからダウンロードします。https://www.google.com/chrome/browser/index.html?platform=win64&system=true&standalone=1
*2 ASUS WebStorage
ASUSが運営するクラウドストレージを使うためのソフトウェアです。
*3 WinZip
ファイル圧縮展開用ソフトウェアです。商品化されていて有料のようなので、Explzhを使うので、インストールしません。
*4 ASUS AI Suite3
M/Bメンテナンス用のソフトウェアです。EZUpdate、Performance and Power Saving Utilities、System Informationというソフトウェアを含みます。2017年7月の最新版はバージョン「1.04.65 2017/07/26」で、これも機会があれば導入してみたいと思います。
また、ASUS AI Suite3絡みでWindows 10のデバイスマネージャに不明なデバイスが残る事があるようですが、対処方法がASUS製マザーボードの「不明なデバイス」対応方法Windows10版 - まとめ | Ark Tech and Market News Vol.300959にあります。発生したときのメモとしてここにメモを残しておきます。
*5 ROG CPU-Z
CPU-ZのASUS ROGカスタム版です。CPU-Zの最新版を導入するので、インストールしません。2017年7月の最新版はバージョン「1.80 2017/07/10」で、これも機会があれば導入してみたいと思います。
*6 RAMCache II
RAMをディスクキャッシュとして使うソフトウェアです。導入効果は凄まじかったです。
*7 AURA
マザーボードのイルミネーションLED制御ソフトウェアです。サポートページでは「Lighting_Control」という名前ででています。2017年7月の最新版は名称が「AURA」、バージョン「1.05.11 2017/07/12」で、バグフィックスが多数含まれるようです。機会があれば導入してみたいと思います。
まあ、あまりイルミネーションに興味ないので、使わない気がするのでそのうちアンインストールする気がします…
*8 ASUS ROG Connect Plus
USB接続した別PCからM/Bを制御し、オーバークロック設定を行うためのツールです。ROG Connect - Republic of Gamersに紹介記事があります。今回オーバークロックはしないので、インストールしません。
*9 Clone Drive
台湾Fnet社のHDDクローン用のソフトウェアです。今は使わないのでインストールしません。インストールはDVDのファイルを使用し、アップデータで最新にできるようです。なお現在ではソフトウェア自体はディスコン、後継としてPCCloneというソフトウェアがあるようです。詳しくはFNet Corporationを参照。
*10 DAEMON ToolsPro
ディスクイメージングツールです。昔はCDリッパー/バーナーだと思っていたんだけど、ずいぶん機能が増えました。詳しくはDAEMON Tools products comparison - DAEMON-Tools.ccを参照。今は使わないのでインストールしません。
*11 GameFirst IV
ネットワークトラフィックをアプリケーションごとに最適化するソフトウェアです。2017年7月の最新版はバージョン「1.6.3.0 2017/07/20」で、これも機会があれば導入してみたいと思います。
*12 ASUS EZ installer
M/B等のハードウェアのドライバを含まないバージョン、例えばWindows 7などの一括インストーラを作成するソフトウェアです。今回は使わないのでインストールしません。
*13 ASUS Ai Charger
PCの電源を落としてもUSBでiPhone等のデバイスを充電できるようにするソフトウェアです。
*14 Overwolf
チャットアプリです。Discordを使うため、今回は使わないのでインストールしません。
*15 ノートンセキュリティ
セキュリティ対策ソフトです。今回は使わないのでインストールしません。
M/Bインストーラにないドライバ、ユーティリティ
# | ソフト名 | DVD Ver. | 最新 Ver. | 更新日 | 適用 | DLリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | USB Driver | 1.16.38.1 | 1.16.47.2 | 2017/07/19 | × | ASUS |
2 | VGA Driver | 21.20.16.4528 | 21.20.16.4664 | 2017/05/03 | ○ | Intel |
3 | Bupdater | - | - | 2014/09/17 | × | - |
*1 USB Driver
USB3用ドライバです。ASUS STRIX H280F GAMINGのUSB機能は、ASUS ROG STRIX H270F GAMING インテル 200シリーズ LGA1151対応 intel H270チップセット搭載ATXマザーボード - 製品詳細 | パソコンSHOPアーク(ark)で確認したところ、下記2つのコンポーネントにより提供されているようです。
- チップセットのIntel H270
- USBコントローラのASMEDIA ASM1142
そこでドライバが必要になると思ったのですが、Windows 10/8.1/8はメーカー製USB3.0コントローラ・チップセットドライバのインストールは不要 - ぼくんちのTV 別館によると、Windows 8以降ではUSB3.0用ドライバはMicrosoftから提供されていてインストール不要とのこと。なので今回はインストールしません。
2017年7月ASUSのサイトASUSTeK Computer Inc. -Support- Driver & Tools - STRIX H270F GAMINGでASMEDIA用ドライバの最新バージョン「1.16.47.2 2017/07/19」が提供されており、機会があれば適用したいと思います。
*2 VGA Driver
今回使用するCPU Intel iCore-7 7700にはIntel® HD Graphics 630というプロセッサーグラフィックスが搭載されています。このコンポーネント用ドライバをDownload Intel® Graphics Driver for Windows* [15.45]から入手してインストールします。
このドライバはVGA用といいつつDisplay Audioドライバも含んでいます。またバージョン番号が大変わかりづらいのですが、パッケージ化されたものに対してのバージョン(Windows Driver Store Version)と、Displayドライバ、Display Audioドライバそれぞれのバージョン番号が存在するので、Displayドライバのバージョン番号で最新を判断するようにしました。
2017年7月の最新版はDownload Intel® Graphics Driver for Windows* [15.46]で、ドライバのバージョン「22.20.16.4729 (最新) 日付: 2017/7/11」となっています。機会があれば適用したいと思います。
*3 Bupdater
DOS用BIOSアップデート用のユーティリティ。今回は使用しないのでインストールしません。
GPUドライバ・ユーティリティ
# | ソフト名 | DVD Ver. | 最新 Ver. | 更新日 | 適用 | DLリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | nVIDIA BIOS Updater | - | 1.02 | 2016/12/26 | ○ | ASUS |
2 | nVIDIA Display Driver | 372.70 | 382.33 | 2017/05/22 | ○ | NVIDIA |
3 | ASUS GPU TweakII | 1.3.7 | 1.4.5.4 | 2017/04/20 | ○ | ASUS |
4 | APRP | 1.0.0.31 | - | - | × | - |
5 | AURA | 0.0.4 | 0.0.5.4 | 2017/04/19 | ○ | ASUS |
6 | XSplit Gamecaster | 2.5.1507.3018 | 3.0.1705.3131 | 2017/07/06 | × | - |
*1 nVIDIA BIOS Updater
ASUS ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMINGのBIOSを更新するユーティリティです。製品添付のDVDにはありませんが、ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING | ビデオカード | ASUS 日本からダウンロードできます。
OSインストール後に実行しますが、出荷された製品のBIOSは既に最新バージョンとなっていました。
*2 nVIDIA Display Driver
GPUのドライバと、NVIDIA GeForce Experience、NVIDIAコントロールパネルという2つのユーティリティソフトウェアが含まれるものです。かなり頻繁に更新があります。
2017年7月の最新版はNVIDIA DRIVERS GeForce Game Ready Driver WHQLで、バージョンは「384.94 2017/07/24」です。これはNVIDIA GeForce Experienceで簡単に更新することができます。既に適用済みです。
*3 ASUS GPU TweakII
GPUのOC設定や情報採取をするユーティリティです。情報採取部分はGPU-ZというソフトウェアをベースにASUS独自のカスタマイズがされたものです。
2017年7月の最新版はNVIDIA DRIVERS GeForce Game Ready Driver WHQLで、バージョンは「1.5.0.5 2017/07/26」です。機会があれば適用したいと思います。
*4 ASUS APRP
M/BのDVDにもある製品登録用ソフトウェアです。ASUS ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMINGのサポートページには最新版は存在しません。マザーボード添付のものと同じと考えてインストールしないことにしました。
*5 ASUS AURA RGB Lighting Control for Graphic card & ROG-XG-STATION-2
GPUのイルミネーションLED制御ソフトウェアです。
*6 XSplit Gamecaster
ASUS ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMINGにはXSplit Gamecasterの1年間Premiumライセンスがついてきます。でも配信はOpen Broadcasting Software(OBS)でする予定のため、今回はインストールしません。
*7 Google Chrome / Google Toolbar
M/Bにも添付されていましたが、GPUにも添付されています。ASUSはGoogle押しっていうのがよくわかります(笑
マウス、キーボード、ヘッドセットドライバ
# | ソフト名 | DVD Ver. | 最新 Ver. | 更新日 | 適用 | DLリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Logicool | - | 8.92.67 | 2017/04/19 | ○ | Logicool |
マウス、キーボード、ヘッドセットをLogicoolでそろえているので、必要なドライバはLogicool ゲーミングソフトウェア一つですべて賄うことができました。昔はドライバをインストールするのが結構面倒なメーカーの一つだったんですが、とても便利になりましたね。
2017年7月の最新版はLogicool ゲームソフトウェア - Logicoolサポートで、バージョンは「8.94.108 2017/07/13」です。既に適用済みです。
ぜえぜえ、つ、つぎはやっと…
準備だけでほんとに疲れました… というか、1台のPCを組み立てようとすると、こうやってまとめるのも大変なくらいたくさんのソフトウェアが必要になりますね。
つぎはようやくお待ちかね、新しいPCを使えるようにインストール、がんばるぞいっ!