一つ前の記事で自作PCを作るため、パーツの選定と購入についてまとめました。部品が揃ったら今度は組み立てですね。この記事では組み立てについてまとめます。
開梱
まずは購入したパーツの箱を開けて内容物が揃っているかを確認します。ちゃんと入っていて問題なし!
事前確認
既に使っているパーツを使いまわすので、それぞれについて確認しておきます。またケーブル類が足りているか確認しておきます。
種別 | 品名 | インターフェース | 接続先 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | Mitsubishi RDT271WLM | HDMI | GPU: DisplayPort 1.4×2 HDMI 2.0×2 DVI-D×1 |
スピーカー | Logitech Z-5450 | 5.1ch analog x1 Optical x2 Coaxial x1 |
M/B: AudioJack x5 Optical x1 |
キーボード | Logicool G910 | USB 2.0 | M/B: USB 2.0/3.0 |
キーボード | Logicool G413 | USB 2.0 | M/B: USB 2.0/3.0 |
マウス | Logicool G933 | USB 2.0 | M/B: USB 2.0/3.0 |
ヘッドセット | Logicool G600 | USB 2.0 | M/B: USB 2.0/3.0 |
ディスプレイ接続用のHDMIケーブル、スピーカー用の光ファイバーケーブルは既存のものを使います。またネットワークケーブルは1GHz対応のUTP CAT.6を持っているのでそれを使います。既存環境はなるべくリモートデスクトップなどネットワーク経由で使うことにします。そのうちディスプレイも144Hz/4K対応がほしいなぁ。
キーボードはG910を使っていたんだけど、「w」キーが壊れてしまいました。FPSゲームでは酷使するキーの一つで、キーを固定するためのプラスチック製の突起が折れてしまいました。私の場合はメーカー修理はできそうになかったので、自分で修理しようと思ったのですが、アキバヨドバシに立ち寄ったときにLogicoolの新製品G413を見つけてしまい、つい購入しちゃいました(笑
組み立て開始!
手順は以下のようにしました。最近は組み立てに悩むことも少ないですね。
- ケースに電源を設置
- マザーボードにCPUを設置
- CPUファンを設置
- マザーボードにメモリを設置
- マザーボードにM.2 SSDを設置
- マザーボードとケースのケーブルを結線
- マザーボードとスピーカー(ビープ)を結線
- ケースにマザーボードを設置
- マザーボードにGPUを設置
- 各パーツと電源を結線
- ディスプレイとGPUを結線
- スピーカーを結線
- マウス、キーボード、ヘッドセットを結線
- ネットワークケーブルとスイッチングハブを結線
- 電源をコンセントに結線
あれ? これってどうしたいいのかな?
作業時に私が少し戸惑ったことを記録しておきます。
CPUファン: シリコングリスはどこに?
CPUファンはCPUを冷却するためにCPUに密着させる必要があります。このためCPUとCPUファンの接点は最大限金属で密着させることが望ましいですが、どうしても隙間が生じます。このため熱伝導率の良いシリコングリスを糊塗して設置します。
昔はCPUのボックス版にはシリコングリスがついてきましたが、今回見当たらないなーと思っていたんですが、最近はCPUファンの底面にあらかじめテープ状のシリコングリスが貼り付けてあるんですね。昔買った注射器状の容器に入ったシリコングリスが余っていたので少しだけ追加しておきました。
メモリ: デュアルチャンネルで使うにはどこにメモリを設置するの?
最近はメモリのアクセス速度を効率化するためにデュアルチャンネル、トリプルチャンネルという使い方ができるようになっています。この機能を使うためにはメモリを搭載するスロットに気をつける必要があります。ASUS ROG STRIX H270F GAMINGでは推奨構成として2枚のメモリを搭載する場合、DIMM_A2、DIMM_B2を使用するようにマニュアルに記載があり(ページ 1-5、1-6)、設置場所はそのようにしました。
さて、パワーオン!
組み立てができたらいよいよ電源投入です。しっかりと柏手を打ってお祈りしながら初パワーオン! なんとあっさり動いて、マザーボードの起動画面がディスプレイに表示されました!
結構慎重に作業してきたのが良かったのかもしれません。いやいや、やっぱりお祈り大事です!
次はインストール!!
PCにWindowsを導入したり、ドライバや使いたいソフトをインストールしないとちゃんとPCを使うことはできませんね。でも結構作業ボリュームも大きいので、別記事にまとめます。
参考サイト: 既存パーツなど
ディスプレイ Mitsubishi RDT271WLM
三菱電機 三菱ディスプレイ:液晶ディスプレイ RDT271WLM(BK)
発売日が2009年11月27日で、約8年前にDOSPARAで購入したものです。確か他店に比べて2万ほど安かった記憶があります。
既に生産中止になっていますが、今でも快適に使用できています。TN型、応答速度5ms、垂直同期56~76Hzのものですので、当時は相当ゲーム向きでしたが、今ではゲーミング用途だと1msが主流なんですね。また垂直同期も144Hzとか、ヌルヌル動きそうで羨ましいです。ああ、いいモニターも欲しいなぁ。スピーカー Logitech Z-5450
Z-5450 Digital 5.1 Speaker System - Logitech Support
Logitech Z-5450 Wireless Speakers - TweakTown
もう既にLogitech (Logicoolのアメリカでのブランドですね) の公式サイトにも製品情報が記載されてないくらい古いモデルの5.1chワイヤレススピーカーです。ワイヤレスと言ってもリア2ch分のスピーカーだけワイヤレスです。またワイヤレスと言っても駆動用電源のAC100Vのケーブルがありますので完全にワイヤレスではないんです。音質はもうずっとこれで慣れているのもあって、いい感じだとおもっています。いわゆる自己満足(笑
入力は5.1chアナログ x1、Optical x2、Coaxial x1で、Opticalを使っています。キーボード Logicool G910
ロジクールG910 Orion Spectrum RGBメカニカル ゲーミング キーボード
いつもは変なキーボードばっかり欲しくなっちゃって、ついついエルゴノミクス系を買っちゃうんだけど、ゲーミングキーボードのいいのってどんなのかなって思って買ってみたキーボードです。
やっぱりゲーム用に設計されているだけあって、使いやすいですね。ただ…この前Wキーが取れちゃったんです。FPS系だとAWSDキーが移動用のキーにバインドされていて、酷使しちゃうんですが、先日PUBGをやっていたらWキーが中指にひっついてきてぽろりと取れちゃいました。
ガーン! なんとかならないなってと調べてみましたが、ロジクールではキートップ単体では販売していないんですね。修理パーツにもないし、ショックです。もうちょっとぐぐってみたところ、液体ゴムを接着剤代わりにして修理する方法を見つけました。で、Amazon | ユタカメイク 液体ゴム クリア チューブタイプ 70g BE2-6 | 産業・研究開発用品 | 産業・研究開発用品 通販で買ってみましたが、まだ作業はやってない、ズボラなつきよみです…
なおシマホやホーマック、コーナンなどを探し回ってみたのですが、液体ゴムはドコモ取扱がありませんでした。色々と聞いてみると、液体ゴムは時間経過で品質が劣化する、つまり液体のままでなく固化してしまい、店頭販売には向かないので取り扱っていないケースが多いようです。キーボード Logicool G413
Logicool G G413 Mechanical Backlit Gaming Keyboard
Logicool G910が壊れてしまい修理しようと思ったのですが、ついついヨドバシに寄ったときに見つけてしまった新製品。ああっ物欲が押し寄せてきた! ということで物欲に負けて買ってしまったキーボードです。
G910より少し打鍵感は固く、でも反動が心地よいのでもう一個くらいキーボードあってもいいよなーってわけのわからない自己弁護をしながらレジに持っていってしまいました。また、このキーボード、写真を見たらわかると思いますが、キーの周りが平らになっていて、掃除が非常に簡単にできるようになっています。キーボードの隙間に色々とこぼしてしまってもすぐに掃除ができてとても便利。まあLogicool® Washable Keyboard K310 – Logicool.co.jp
のように水洗いはできませんけど。
このキーボードを買ってびっくりしたのは、なんとゲームによく使うキートップがついてくるんですね。ROMER-Gのキートップです。Logicoolさん、お願いです。ぜひ単体でも販売してください。もうTabキーもWキーもスペースキーも、キートップの突起が折れてしまいました…。こんなことが起こるのは私だけなんでしょうか…
なお、G910ではWindowsキーを無効にするゲームモード切替のキーがあり、大変便利でしたが、G413にはありません。でもFN+F8を押すことで同じ機能が実現されています。マウス Logicool G600
G600 MMO Gaming Mouse - Logicool
親指のところにキーが12個付いている、とっても厨二心をくすぐるマウスです。でもアクションゲームやってるときには使えないんだよなぁ、マウスがブレちゃって…
大きさ、重さともに手に馴染むので結構気に入って使っています。壊れてしまったらまた買ってしまいそうです。ヘッドセット Logicool G933
Logicool G933 Artemis Spectrum 7.1 Surround Sound Wireless Gaming Headset
PUBGという、4人集まってチームで100人バトルロイヤルを戦うFPSゲームを始めてみたんですが、やはりチーム内で情報共有するのがボイスチャットでないと凄くストレスがたまります。また敵の足音をしっかりきくにはヘッドホンがかかせません。ということで、ヘッドセットが欲しくなりいろいろ調べていると発売日は2015年11月19日と2年ほど前なのですが、いまだ最高峰と噂の高いこの製品をチョイスしてみました。
使用感はとてもいいです。私は眼鏡をかけていますが、ヘッドセットのパッドがちょっといい感じで、長時間(24時間以上)連続使用しても、まったく耳が痛くならないのがとても気に入っています。まあ、眼鏡の蔓の跡はついちゃうんですけど。
マイクの性能はそこそこで、やはりコンデンサーマイクは別に欲しくなっちゃいますね。価格.com - 『キーはのみ購入できますか?』 ロジクール Wireless Illuminated Keyboard K800 [ブラック] のクチコミ掲示板
キートップの修理方法についてコメントがありました。TOMO00さんのコメントを見て、液体ゴムを接着剤代わりにするといいかもしれないとのこと。もう液体ゴムは買ってあるので、今度やってみたいと思います。
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