開発環境を仕込んでいるとGitHubというキーワードがよくでてきます。前から気になっていたのでさくっとアカウントを作成してみました。
GitHubって?
色んなサイトですでに解説されていると思うので簡単に。gitというバージョン管理のツールがあります。Linuxのソースコードを管理するのにLinuxを開発したLinus Benedict Torvaldsがいいバージョン管理ツールがないからつくっちゃえっていって作ったソフトです。GitHubはこれを軸にリモートリポジトリをインターネット上で使えるようにしたものです。公開リポジトリとして使うなら無料、非公開で使うなら有料です。
Git、擬人化されていました。びっくり。GitHubはそのトップページにマスコットが写っています。猫だと思ってたら蛸でした。始まったな…
GitHubにアカウントを作ってみる
- GitHubにアクセスし、「名前」「電子メールアドレス」「パスワード」を入力し、「Sign Up」ボタンを押す。
- 「名前」が既に使われている場合、入力画面が表示されるのでもう一度入力する。よくあるのは名前がすでに使われている、などですね。
- プランとして公開(無料)、非公開(有料)を選択します。
- ここで404エラーが表示されました。
- GitHubのトップページからSignInのボタンを押すとWelcomeページのようなものが表示されます。ガイドを読むか、プロジェクトを作成するかが選択できます。
- メールを確認すると、登録の確認メールがきていました。これがエラーの原因か…。メールの確認用リンクをクリックすると、やはりガイドを読むか、プロジェクトを作成するか選択する画面が表示されました。これで終了ですね。
意外とあっさりと作れました。
チュートリアルをやってみる
「Read the guide」を選ぶといわゆるHello worldプロジェクトをやってみてー、と書かれています。所要時間は10分だとか。このあたり、うまいですねぇ。ついやりたくなってしまいます。英語ですがそんなに難しくはないし、Google翻訳でも使えば大丈夫そうです。
まだGitをよくわかっていないので少し不安ですが、やってみましょう。
キーワード
- リポジトリ
- ブランチ
- コミット
- プルリクエスト
1. リポジトリを作る
- GitHubにログインして、右上の「+」をクリックするとリポジトリ作成画面になります。
- 「Repository Name」にリポジトリ名を入力します。今回はチュートリアルどおり、Hello-Worldにします。
- 「Description」に説明を入力します。
- 「Initialize this repository with a README」にチェックしてリポジトリの初期化のときにREADMEファイルを配置します。
- 「Create repository」をクリックすると、もう作成できました。
Readme.mdが作成されています。Readme.mdにはリポジトリ名と説明で入力した内容が含まれています。
2. ブランチを作る
ブランチについて丁寧に説明されています。
- リリースされる物件はmasterブランチ。
- 作業はmasterブランチから別に作り、そこで変更作業をためていく。
- 最後にmasterブランチにマージする。
なるほど、わかりやすいですね。ここからブランチを操作していきます。
- hello-worldリポジトリを表示します。
- 「branch: master」と書いてあるところをクリックします。
- 入力欄が表示されるので、新しいブランチの名前を入力します
- 入力欄の下が「Create branch」と表示された青いボタンになるのでクリックします。
おおっ、できました!
3. コミットする
- GitHubでは変更を保存することをコミットという。
- 変更の理由をコミットメッセージとして各コミットにつける。
コミットメッセージをつけることでどんな変更をしてきたかがはっきりしますね。さて、操作です。
- Readme.mdをクリックします。
- 鉛筆アイコンをクリックします。
- ブラウザ内のエディタで編集します。
- コミットメッセージを入力します。
- 「Commit changes」ボタンを押します。
説明されている機能はとてもシンプルですが、画面には「このコミットから新しいブランチを作り、プルリクエストを開始する」オプションがあり、なにやら便利そうな雰囲気です。でも今の段階だとよくわからないので、今度がっつり勉強しよう…
4. プルリクエストを開く
プルリクエストって聞き慣れません。なんでしょう?
- 変更や提案を提示してみんなにレビューしてもらう。
- その変更を元のブランチにマージする。
- 変更点がはっきりわかるように表示する。
ここから操作です。
- 「Pull request」ボタンをクリックして「New pull request」ボタンを押す。
- 自分が変更したブランチを選んでmasterブランチと比較する。
- 変更が問題なかったらリクエストの説明を書いて、「Create pull request」ボタンを押す。
はい、ここまでの操作も難しくなかったですね。
5. プルリクエストをマージする
プルリクエストしてレビューが通ったらマージ作業です。
- 「Merge pull request」ボタンを押す。
- 「Confirm merge」をクリックする。
- いらなくなったブランチを削除するため、「Delete Branch」ボタンを押す。
意外と簡単でした!
あとは?
いろいろとgitについて調べていると、ローカルリポジトリとかリモートリポジトリ、プッシュ、タグといった言葉がでてきます。実際に開発するときにはそういったことがわからないとgitを使えませんね。
でもいままでろくにgitを使ったことがないんです。参考サイトでがんばってがくしゅうしていかなきゃなのん。
他にはGistという管理しているソースコードをBloggerに貼るようなことができるツールもあるようです。はっ、SyntaxHighlighter頑張ってつかえるようにしたのに、実はGist使えば楽だったんじゃ?! また今度使ってみたいと思います。
参考サイト
サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜 | どこでもプロジェクト管理バックログ (2017-??-?? Copyrightより)
gitでぐぐると一番初めに出てくるサイトです。大体書いていることは知って入るんですが、実際に自分で使うとなると、さて。Create a new Gist
コード、メモ、スニペットを簡単に共有できるサービス。面白そうです。使ってみたいです。
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