2017年2月7日火曜日

Python/Qtの開発環境をつくってみる (2) PyCharm with Anaconda編

Pythonを開発する環境を調べていたら、AnacondaにSpyderっていうのが入ってるのがわかったんですが、PyCharmというのも優れものだって聞いたので、試してみたくなりました。

PyCharmってなに?

PyCharmはPythonの開発環境のひとつです。コード補完やデバッグなど、開発するのに便利な機能が満載、だそうです。詳しくはリンク先の公式を見てください。(ぉぃ

無償のCommunity版と有償のProfessional版があります。個人で商用利用でなければ無償のCommnity版を使うことができます。今回は無償のCommunity版を使います。

Javaで書かれていて実行にはJREが必要です。

最新版は?

2017年2月7日現在のリリース状況は以下のようになっていました。

項目 安定版 アーリーアクセス版
バージョン 2016.3.2 ? 2017.1
ビルド 163.10153.50 171.2822.19
リリース日 2016.12.30 2017.2.2

アーリーアクセス版の誘惑がとっても強いんですが、安定版のリリース日がそんなに古くないから、今回は安定版を採用します。

プラットフォームは?

私の環境は以下のとおりです。そんなに変わったところはありません。

OS: Windows 10 Pro 64bit
Python: Anaconda 4.3.0.1 の Python 3.6.0
Java: Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_121-b13)

導入してみよう

ダウンロードページからダウンロードして、実行するだけでした。なんて簡単! これ以上書くことがないくらい、簡単です。詳しくみたい人はこの記事の下の方にある付録か、参考サイトにあるインストールについての記事を見てください。

プラグインも入れてみよう

QtDesignerというQtのGUIビルダーがあります。このツールでGUIを作ったらPyCharmと自動的に連携させることができるプラグインがあります。最強のPySide/PyQt開発環境もPyCharmである - Qiitaを参考にして導入しておきましょう。下記2点、便利そうです。

  • File Watcher
  • ファイルテンプレートの追加

AnacondaのPythonを使うように設定しよう

PyCharmで新規にプロジェクトを作成するときに、実行するPythonのパスを指定するだけです。すると関連するライブラリががっつりPyCharmの画面に出てきます。

まとめ

あっさり動いてしまって、なんだか記事にするのが申し訳ないくらいです。これからQtの勉強をしていきましょう!

参考サイト

いつも勉強させていただいています。感謝!

付録 インストールの流れ (画面あり)

以降、インストールしたときの履歴を画面をキャプチャして置いたので、メモ代わりにあげておきます。

  1. エクスプローラでPyCharmのインストーラをダブルクリックするとインストーラが起動する。Nextボタンを押す。
    インストーラ起動直後
  2. インストール場所入力: デフォルト。C:\Program Files(x86)\PyCharm
    インストール場所入力
  3. インストールオプション: デスクトップにアイコンを作らない、.pyに関連付ける。
    インストールオプション
  4. スタートメニューのフォルダ指定: デフォルト。
    スタートメニューのフォルダ指定
  5. インストール終了: 実行しないでFinishボタンを押す。
    インストール終了
  6. Windows10のスタートメニュー
    Windows10のスタートメニュー
  7. インストールの完了: 「以前の環境をインポートしない」を選択してOKボタンを押す。
    インストールの完了
  8. プライバシーポリシー同意: よく読んで同意する。
    プライバシーポリシー同意
  9. PyCharm初期設定: デフォルト。
    PyCharm初期設定
  10. PyCharm起動:
    PyCharm起動
  11. PyCharmメイン画面:
    PyCharmメイン画面
0 件のコメント:
コメントを投稿

気づいたこと、不具合、ご意見など、コメント待ってます!